こんにちは!びばおです。今日もアイキャッチに登場はちこ(20歳)。どう考えてもかわいすぎるよね。詳しくは今後ピックアップしてお届けしようと思います。うちのちこを。
さてみなさん、近頃どのようにお過ごしでしょうか。
この頃はまさに三寒四温といった天気で暖かかったり寒の戻りで凍えるような寒さだったりを繰り返していて、体調崩しやすいですよね。しっかり栄養とって、睡眠とって、健康には重々気をつけたいものです。
えー、さて、と。
始まりました!突然ですが始めます!びばおのプレイリスト第1回目を。私が超個人的に、独自の目線・耳線で選び抜いたおすすめの1曲を、ゆるーい解説付きで紹介するこのコーナー。
基本的に細かいこたぁ言いません。難しい理論やうんちくは抜きにして、良いものを良いと、どんどん紹介して言いきますよ!
記念すべき1曲目はこいつだ!
猫とアレルギー/きのこ帝国
エフェクトの折り重なった轟音のギターサウンド。ボーカルは力強くも品が良く、リアルとおとぎ話を表裏一体持ち合わせたような浮遊感のあるとても心地よい声です。
とても良いバンドで、そのほかだと「クロノシスタス」や「東京」「金木犀の夜」などが有名でしょうか。そんなきのこ帝国ですが今回のご紹介は「ニャンコとアレルギー」あ、いや間違えました「猫とアレルギー」。メジャーデビュー1stアルバム「猫とアレルギー」のリードトラックです。
大事な人を失った心情を綴る詩と、その心情の浮き沈みをはっきりと描く構成。
自然と、何事かとわけもわからず涙がぐわっと込み上げてくる・・・
私としては、そんな曲でございます。
不安定な心情を綴る詩
「未練」と言葉にしてしまえば簡単なのだけど、そんな言葉では言い表せない心の不安定が垣間見える歌詞。
失った。
後悔が残った。
でも、大丈夫。
上手くやれてるはずだ。
新しい世界で生きるあなたと私がいる。
別の世界で生きているあなたと私がいる。
飽きるほど思い返すけれど、思わずにはいられない。
このような情景がぼーっと思い浮かんできます。そりゃ思い残すことはあるけれど、きっと大丈夫なのでしょう。たまにはちょっとは思い出してよね、と。私は私で上手くやるわよ、と。ほいで、でもね
「あと7日間で世界が終わるなら なんてあんなどうしようもない例え話 他の誰にもしないでいて これからもずっと」
唐突で不合理な願い。身勝手なむき出しの欲望。何を願っても、後の祭りなわけだけど、何も思うわけにもいかないのだけど、何を望むわけにもいかないのだけど、それでも、思わずにはいられない。どうしようもなく自分の気持ちだけを吐き出さずにいられない。大丈夫と言い聞かせていたそれまでが、一気に崩壊していくように。
でもまた、大丈夫と決意を新たにする。しなければならない。そうでしょう。
そんな不安定さがぐさーっと刺さります。
心情を表したり、時にごまかす曲
そんな不安定な歌詞を彩る曲の構成もしっかり不安定。いや、良い意味よ。
大丈夫と言い聞かせるための落ち着きのあるピアノフレーズ
ちゃんとやれているよと気をはったリズム
不安定な気持ちを誤魔化し、かき消すような、効果的なストリングスの音の重なり
特にアウトロのノイズがかったギターは、誤魔化しの効かなくなった思い出すまでもない湧き出る本能が暴れ出しているようだ。
心情に合わせる場面、多分あえて合わせない場面と作ることで歌詞の不安定さをより増長させているようにも、思う。
こんなふうに表していいのかわからないけど・・・
詩と曲の構成の妙技。これ、狙ってやってるのかな。本当にすごい噛み合わせになってます。
なんせ滅多に泣かない私が泣くんですから。もちろん聞くたびに泣くわけじゃないですが。ふとランダムで聞き流していて、この曲が流れているかどうか認識しているかしていないかもわからず何かに拍子にふっと意識を持って行かれた時、あれ・・・なんか涙が・・・ってなるのです。
詩、いいですよ。でも私個人的にはそこまで共感する部分があるわけじゃない。もちろん曲だって素晴らしいですよ。でもそれ以上になんかメカニカルな部分で涙を誘うようにプログラミングされてるんですよ、この曲。きっと。
「猫とアレルギー」この曲は・・・
心を不安定にさせる作用のある曲です。
いや、褒めてますよ、とてつもなく。
そりゃうっかり「ニャンコとアレルギー」なんてクソつまらないこと言っちゃいますよね。不安定になって。
やっぱり音楽って本当にいいものですね
と、第1回びばおのプレイリストお送りしました!いかがだったでしょうか?ご紹介した曲以外にも良い曲がたくさんあります。残念ながらバンドは解散してしまいましたので、音源で我慢しましょう!
という感じで、これからジャンル問わず、さまざまご紹介していこうと思います!
いやー、やっぱり音楽って、本当にいいものですね。
さよなら、然様なら、左様ならー!
コメント